あらためて考察「社内報とは?」〜目的・効果・失敗しない作り方をプロが解説〜
社内報とは何か?【結論】
社内報とは、会社の中にある「想い・価値観・取り組み」を言語化し、
社員同士で共有するためのコミュニケーションメディアです。
単なるお知らせや情報伝達ツールではありません。
社内報の本質は、企業の無形資産を可視化し、組織の行動と文化に影響を与えることにあります。
社内報の目的は何か?
社内報の目的は、大きく分けて次の3つです。
1. 情報を「伝える」のではなく「共有する」
経営方針、事業の背景、現場の工夫や挑戦。
社内報は、それらを一方的に伝えるのではなく、社員同士が同じ文脈で理解するための装置です。
2. 価値観や判断基準を揃える
会社が大切にしている考え方や判断軸は、掲示物や朝礼だけでは浸透しません。
社内報は、具体的なエピソードを通して価値観を“体感”させる役割を担います。
3. 組織の一体感を育てる
部署や立場を超えて「他の人が何を考え、何に取り組んでいるのか」を知ることで、
組織の中に見えないつながりが生まれます。
社内報を発行すると何が起きるのか?【効果】
社内報は、発行してすぐに売上が上がるメディアではありません。
しかし、次のような確実な変化が起こります。
- 社員の視野が広がる
- 他部署への理解が進む
- 行動の質が変わる
- 組織の連携が良くなる
- 判断や実行のスピードが上がる
結果として、時間差をもって業績や組織力に影響していくのが社内報です。
社内報がうまくいかない会社の共通点
社内報が「続かない」「読まれない」会社には、共通した特徴があります。
・お知らせ掲示板になっている
行事予定や連絡事項だけが並び、
「なぜそれをやっているのか」が見えない状態です。
・発行目的が曖昧
「とりあえず出している」「昔からやっている」
この状態では、社内報は形骸化します。
・経営の言葉が載っていない
社内報に経営者の考えや背景が出てこないと、
社員は“自分ごと”として読めません。
成果が出る社内報に共通する条件
成果が出ている社内報には、明確な共通点があります。
- 発行の目的が言語化されている
- 経営と現場の両方の視点がある
- 人の言葉・経験・感情が載っている
- 正解を押し付けず、考える余白がある
つまり、情報ではなく「人」を中心に設計されているという点です。
社内報は「経営装置」になり得る
社内報は、短期施策ではありません。
中長期で企業の足腰を強くする、経営インフラに近い存在です。
社内報
→ 無形資産(想い・価値観・暗黙知)の可視化
→ 社員の行動の変化
→ 組織力の向上
→ 業績への影響
このような時間差のある因果関係をつくることが、社内報の本当の価値です。
社内報は内製と外注、どちらが良いのか?
結論から言うと、どちらが正解というものではありません。
- 社内に編集・取材・設計の余力がある → 内製
- 継続性や第三者視点を重視したい → 外注
特に外注の場合、
外部インタビュアーが入ることで、社員が自分の考えを言葉にできるようになる
という効果も期待できます。
社内報を検討している方へ
社内報は、
「すぐに成果を出すためのツール」ではありません。
しかし、
組織の空気を変え、行動を変え、会社の未来を支えるメディアです。
もし、
- 社員の考えが見えにくい
- 組織がバラバラに感じる
- 想いがうまく伝わらない
そう感じているなら、社内報は有効な選択肢になり得ます。
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