第122回 気まぐれ!メンズトークが放送されました!

 第122回のゲストは、フリーの映画企画プロデューサー兼映画バイヤーとして、また作詞作曲家としても活躍する傍ら、日本の隠された古代史を探求し、全国で「ワクワク古代史セミナー」を開催するなど、研究・啓蒙活動を精力的に行っている坂井洋一さんをお迎えし、古代史の魅力をたっぷりお伺いしました。

 1953年9月26日生まれの酒井さんは、茨城県日立市出身で、慶應義塾大学卒業後、松竹に入社。洋画配給会社ギャガを経て、現在はフリーの映画企画プロデューサー兼映画バイヤーとして活動されています。また作詞作曲家としても30年のキャリアを持たれているミュージシャンでもあります。

 近年は、日本の隠された古代史に魅了され、「かつて世界はひとつの文化圏だった」という仮説にたどり着く。全国で「ワクワク古代史セミナー」を開催し、フィールドワークを基に歴史の新たな視点を発信しています。また、古代のウタにメロディをつけた「コトダマミュージック」を作曲されています。代表作に「アワの歌」「いろは歌」「八雲立つ出雲」などがあります。

古代史に辿り着いた経緯

 坂井さんが古代史に興味を持ったきっかけは、映画『ダ・ヴィンチ・コード』でした。公式な歴史だけでなく、古史古伝や考古学、言語学など多角的に研究を進める中で、日本の歴史が世界と密接につながっている可能性に気付きます。特に『古事記』や『日本書紀』に加え、海外の歴史書と照らし合わせることで、新たな歴史の断片が見えてくると語ります。さらに、古代のウタにメロディをつけた「コトダマミュージック」を弾き語りで披露してくれました。音楽を通じて古代の言葉を伝える活動についても触れました。

出雲口伝と古代世界のつながり

 後半では、出雲王国の末裔に伝わる「出雲口伝」を取り上げ、そこから読み解ける失われた4世紀の歴史や、徐福・卑弥呼の新たな解釈を紹介。坂井さんは、「古代ではエジプトやシュメール、日本も含めてすべてがつながっていた」と語り、世界の歴史を一つのネットワークとして捉える重要性を説きます。歴史を知ることで対立ではなく調和の道を見出し、平和につながるのではないかというメッセージで締めくくりました。

 最後に、「ワクワク古代史セミナー」への参加を呼びかけ、今後の活動についてもご紹介。歴史の新たな視点に触れる貴重な放送となりました。

 今回の放送では、坂井さんの情熱的な語りを通じて、歴史の新たな視点に触れることができました。特に「世界はかつて一つの文化圏だった」という考えにはワクワクさせられましたし、歴史を知ることが未来の平和につながるというメッセージも深く響きました。まさに“ワクワク古代史”の名にふさわしい、刺激的な時間でした!

次回の放送もどうぞお楽しみに!