第102回 気まぐれ!メンズトークが放送されました!
第102回目のゲストは、お客様一人ひとりの幸せを願い、保険業に真摯に向き合う一方で、アマチュアシンガーソングライターとしても活動する「甚作」こと戸田甚一さんをお迎えしました。保険に対する思いや、音楽へのこだわりについて、熱いメッセージを語っていただきました。
1963年5月5日、山口県小野田市で生まれ、幼少期は西宮、その後岡山市で過ごした戸田さんは、学卒後、日用品の卸会社に就職します。しかし、39歳の時に「別のことに挑戦したい」という気持ちが強くなり退職し、1年後に大同生命で保険業界へ足を踏み入れました。その後、日本興亜に転職して実績を積み、見事に代理店として独立を果たします。お客様一人ひとりの人生に寄り添う姿勢が多くの信頼を集め、今では「生活や仕事の支え手」として活躍中です。
また、戸田さんはアマチュアシンガーソングライターとしても活動しており、岡山市や倉敷、津山、蒜山など、県内各地のライブハウスで魅力的な歌声を披露しています。県内在住のミュージシャンとセッションを行うなど、音楽の輪を広げながら精力的に活動されています。
戸田さんが保険業を行う上で大切にしているのは「ちゃんとした保険を、ちゃんと売りたい」というシンプルな信念です。保険は「払い損の商品」とも言われますが、だからこそ自分の財布に無理のない額で契約することが重要だと語ります。安心や安全を強調するのではなく、本当に必要なものだけを提案し、シビアに選び抜くことが戸田さんのスタイルです。
この考え方の背景には、49歳の時に経験した自身の癌闘病があります。5回の抗がん剤治療や手術を受ける中で、保険の存在に助けられた経験が、今の仕事への強い思いにつながっているのです。
さらに、戸田さんは保険の見直しにも独自のポリシーを持っています。多くの営業職が新しい保険への入り直しを勧める中で、戸田さんは「増改築派」です。すべてを解約して入り直すのではなく、今ある保険の中で残せるものは残し、必要な部分を足していく形を提案しています。「お客様にとって最善の形を一緒に見つけたい」という誠実な思いが、信頼につながっているのです。
また、事故対応では、怪我をした相手への細やかな配慮を忘れません。弁護士との連携や手土産を持参するなど、人間味あふれる対応でお客様を支えています。「あなたは嘘をつかない」と言われるほどの信頼が、戸田さんの人柄そのものを表していると感じました。
戸田さんの音楽との出会いは中学生の頃。ラジオから流れた小椋佳のアルバム『5,4,3,2,1,0』に心を奪われたことがきっかけでした。おばあさんにカセットテープを買ってもらい、その後、県立高校に合格したらギターを買ってもらう約束を取り付け、音楽への情熱が一気に花開きます。
小椋佳の楽曲に魅了された理由は「繊細な言葉」と「シンプルな曲調」。楽譜が読めない小椋佳だからこそ生まれる、シンプルで心に響くメロディが戸田さんにとって大きな影響を与えました。
歌を歌いたい気持ちからギターを弾き始めたものの、演奏は独学で学びました。伴奏してくれる人がいなかったからこそ、自分で弾き、歌うスタイルを確立した戸田さんは、現在「じんさくとねこ」というユニットで活動しています。このユニットでは、高校時代の同級生の奥様とピアノの演奏を合わせ、温かな音楽を届けています。
先日開催した還暦ライブでは、オリジナル曲やカバー曲を含め、9曲を披露しました。RSKラジオの企画でアナウンサーが書いた詩に戸田さんが曲をつけた作品もあり、音楽への情熱はますます広がっています。今後は「いつかCDを作りたい」という新たな目標も見据えています。
戸田さんの歌声はYouTubeでも楽しむことができます。「甚作」で検索すると見つけることができるので、ぜひチェックしてみてください。
戸田さんのお話を伺い、仕事でも音楽でも「真摯に向き合い、人の幸せを願う」という一貫した姿勢が強く印象に残りました。保険業ではお客様にとって本当に必要なものを見極め、音楽では誰かの心に寄り添う歌を届ける姿がとても素敵です。特に、「人生を豊かにするために必要なものを楽しむことが大切」という言葉には、深く共感しました。
戸田さんの誠実で温かな人柄が、仕事や音楽を通じて多くの人に安心や喜びを届けていることを感じる素晴らしい放送でした。次回もまた、どんなゲストが登場するのか楽しみです!