第128回 気まぐれ!メンズトークが放送されました!
第128回のゲストは、NPO法人こうのさと代表理事の片岡徹也さんをお招きし、オルタナティブスクール「竹林のスコレー」を立ち上げた背景や、子どもたちが自然の中で学び、伸び伸び育つ環境づくりに向けた活動と、未来への想いについてのお話を、たっぷりと伺いました。

■ 自己紹介と原点のストーリー
片岡徹也さんは、倉敷市西阿知のご出身で、古城池高校から岡山大学へ進学。「国際協力に役立つ技術を身につけたい」という思いから看護師を志し、小児科で勤務したのち、青年海外協力隊としてグアテマラへ赴任されました。現地では母子保健や死亡調査などの活動に従事し、その経験は片岡さんにとって、日本社会を客観的に見つめ直す大きなきっかけとなったそうです。
帰国後は病院勤務や訪問看護を経て独立し、セミナーやスポーツ講座を展開。そしてコロナ禍を機に「子どもたちが安心して育つ環境をつくりたい」との思いをさらに強くし、NPO法人「こうのさと」を立ち上げられました。現在はオルタナティブスクール「竹林のスコレー」を運営し、自然の中で子どもたちが学び、伸び伸びと育つ環境づくりに力を注がれています。
番組では、片岡さんが歩んでこられた道のりから、「こうのさと」や「竹林のスコレー」に込められた想い、そして子どもたちの未来に託すビジョンまで、じっくりとお話を伺いました。
■ 地「こうのさと」と「竹林のスコレー」の活動と未来
片岡さんがNPO法人「こうのさと」を立ち上げた背景には、共に歩む仲間の存在、そして「子どもが祝福されて生まれ、安心して育つ環境をつくりたい」という強い思いがありました。医療やワクチン行政に対する疑問をきっかけに、子どもの健やかな成長を支える場づくりへと舵を切られたのです。
コロナ禍で子どもたちの居場所が制限される姿を目にし、オルタナティブスクール「竹林のスコレー」を設立。自然体験や畑・田んぼでの活動を通じて学べる場を提供し、親や先生とは異なる大人と関わる「斜めの関係」を大切にしながら、失われつつある地域社会のつながりを取り戻そうとされています。公教育の良さを認めつつも、多様な進路を選べる柔軟な環境づくりにも力を入れており、自然農法での米づくりや産直販売など、地域と共に生きる実践も広げています。
また、地域交流の取り組みとして「倉敷穂井田竹灯籠まつり」にも関わっておられます。およそ3,000本の竹灯籠が会場を彩り、30軒ほどの屋台が並ぶお祭りには、人口1,300人の地域に約1,200人もの来場者が集まりました。障害を持った子どもたちも楽しめるよう、車椅子が通りにくい凸凹道では大学生がイルミネーションをつけた駕籠を担ぎ、子どもたちを会場一周に案内するなど、温かい交流の場となっています。今年も11月15日に開催予定で、現在は協賛の募集も進められています。
■ 自然の中、地域の中での教育の良さを感じて
片岡さんのお話から、子どもたちの未来を守りたいという一貫した想いと、人とのつながりを何より大切にされている姿勢が伝わってきました。竹林のスコレーや「倉敷穂井田竹灯籠まつり」の取り組みは、地域全体が子どもを育む力を持っていることを教えてくれる、自然や地域の中での教育の実践だと感じました。
――また次回の放送も、お楽しみに。