第104回 気まぐれ!メンズトークが放送されました!
第104回目のゲストは、「政治家や行政が正しい情報を県民に伝えた上で、誰もが自由に選択できる社会」を目指し、参政党岡山県政対策委員として活動する真田いさくさんをお迎えしました。政治に向き合う姿勢や、その原点となる体験について熱く語っていただきました。
■真田いさくさんのプロフィール
真田いさくさんは1984年12月18日生まれ、岡山県倉敷市在住。妻と息子の3人暮らしです。中学・高校時代から日本史が大好きで、教員を目指して岡山大学文学部歴史文化学科に進学。その後、専修免許取得のため大学院に進学しました。大学院在学中、社会勉強の一環として選挙事務所にスタッフとして参加したことがきっかけで政治に関心を持ち、市長秘書として3年間勤務。その後は地元の金融機関や岡山県の外郭団体で経験を積みました。
2023年の岡山県議会議員選挙では参政党の公認候補として出馬しましたが、惜しくも落選。しかし現在は、参政党岡山県連の選挙対策本部長として立候補者を支援する一方、自身も次期選挙戦に向けて地道な政治活動を続けています。
<日本史教師を目指していた学生時代から政治に出会うまで>
真田さんの政治への道は、学生時代に遡ります。中学・高校時代、担任が日本史の先生だったこともあり、自然と日本史が好きになりました。特に中学時代の臼井先生の黒板の書き方や色使いの美しさに感銘を受け、自分も先生のようになりたいと思うようになったそうです。その影響で、岡山大学に進学し、地理と歴史の教員免許を取得。さらに専修免許の取得を目指して大学院に進学しました。
大学院では、学業以外に社会勉強をしようと選挙事務所に足を運んだことが、政治の世界との出会いになりました。当時、選挙事務所でスタッフとして関わる中で「人間の命は政治に行き着く」「生活を守るのは政治」という強い信念を抱き、政治に興味を持ち始めます。総社市で行われた市長選挙に関わった際には、一騎打ちの選挙の緊張感や面白さに引き込まれ、学業よりも政治に没頭するようになり、ついには大学院を辞めて本格的に政治の道を歩むことを決意しました。
<造園業への興味と政治活動への転換>
実は、真田さんにはもう一つの夢がありました。それは自然に関わる仕事をすることです。真田さんはガーデニングや木を扱うことが好きで、南部技術高等学校の造園科に進学し、2年間植物について学びました。紅葉が植えられる環境によって葉の向きを変えるように、植物の空間把握能力に興味を持ち、造園業への情熱を深めていきます。
在学中、エクステリアの技能検定で県知事章を取得するなど優れた成果を上げ、造園会社への就職も決まっていました。しかしその一方で、参政党の活動に触れたことで、政治への思いが再燃します。2023年1月に参政党の街頭演説を聞いた際、心に火がつき、自らも政治活動に参加したいという気持ちが高まりました。
「生活の中で感じている疑問や思いを政治に届けたい」という強い意志が芽生え、コロナ対策や教育制度への課題に対する考えを語る中で「挑戦する価値がある」と背中を押され、岡山県議会議員選挙への出馬を決意しました。
<真田さんの思い>
真田さんの活動には、「県民が正しい情報に基づいて自由に選択できる社会をつくりたい」という信念があります。その背景には、歴史を通して見てきた人々の暮らしや命を守る政治の役割への深い理解があります。造園業で学んだ自然との向き合い方や、大学院での研究、選挙事務所での実践経験など、多様な経験が真田さんの視点を豊かにし、政治への思いを形作っているのです。
真田さんのお話を伺い、歴史を愛し、人々の暮らしや命に寄り添う政治を目指す姿勢に感銘を受けました。学生時代からの熱意や、造園業で学んだ自然との調和を大切にする思いが、現在の政治活動にも生きていることを感じます。「生活の中の疑問を政治に届ける」という真田さんの真摯な姿勢は、多くの人に勇気を与えるのではないでしょうか。
次回の放送もお楽しみに!