自らのテーマを持ち、成長を遂げる ~中間発表会に参加して感じたこと~

 先日、ある企業の「経営の中間発表会」に参加する機会がありました。この発表会では、社員一人ひとりが自らのテーマを設定し、そのテーマに基づいて取り組んできた成果を発表していました。さらに、外部からオブザーバーを招き、第三者の視点でフィードバックを受けるという形式でした。この取り組みを通じて、社員一人ひとりが主体性を持ち、成長を遂げようとしている姿に、私はとても感銘を受けました。

自らのテーマを持つということ

 この発表会を通じて強く感じたのは、「自らのテーマを持つ」ということの重要性です。与えられた仕事をただこなすのではなく、自分自身で課題を設定し、それを解決するために行動する。そのプロセスが、自分自身の成長だけでなく、職場全体の活性化にもつながるのだと感じました。

 社員の方々は、自分のテーマに真摯に向き合い、その成果を堂々と発表していました。その姿からは、単なるスキルアップだけでなく、自己理解の深化や、他者との協働による新たな視点の獲得といった、多面的な成長が感じられました。

外部の視点がもたらす力

 また、外部オブザーバーの存在もこの発表会の特徴的なポイントでした。社内の視点だけでは気づきにくいことも、外部の目を通して見ることで新たな発見がある。フィードバックを真摯に受け止め、それを次の行動につなげようとする社員の姿勢にも心を打たれました。

 このように、外部からの意見を積極的に取り入れることで、組織全体がより開かれたものになり、成長のスピードが加速するのではないかと感じました。

自分自身を振り返って

 発表会を見ながら、ふと自分自身を振り返る時間がありました。正直なところ、私自身、まだまだできていないことが多いと気づかされました。日々の業務に追われる中で、自らテーマを持ち、それに向き合う時間をどれだけ確保できているのか。あるいは、自分の成長を外部の視点から見直す機会を設けられているのか。その問いに対して、胸を張って「できている」とは言えないのが現実です。

 しかし、この発表会で得た刺激をきっかけに、もう一度自分のテーマを見直し、それに向けて行動することの大切さを強く感じました。

学びを次に生かすために

 今回の発表会から学んだことを、自分の仕事や生活にどう生かしていくかが重要だと思っています。具体的には、日々の業務の中で小さなテーマを設定し、それに取り組むことから始めてみたいと思います。そして、時には外部の視点を積極的に取り入れることで、新たな成長の可能性を探っていきたいと思います。

 自分自身の成長はもちろんのこと、周りの人々や職場全体がより良い方向に向かうような取り組みを続けていく。そのための第一歩として、今日から「自分のテーマ」を意識して動き始めたいと思います。