事務局就任後、初めての全国大会運営を担当 ~大会を終えての振り返り~

 2014年4月に岡山香川豊友会という経営者の勉強会に入会してから、気がつけばまる10年が経ちました。この間、先輩方から厳しくも温かいご指導をいただき、一歩ずつ成長してきたと感じています。

 会計を担当させていただいた3年間、そして昨年からは岡山香川豊友会の事務局を拝命し、例会の運営や会員の皆さまが気持ちよく参加できるよう尽力してまいりました。

 そんな中で迎えたのが、2024年11月16日(土)~18日(月)に開催された第66回全国豊友会「指針書チェックの会」岡山香川大会。全国大会という大きなイベントを任されることになり、準備から運営まで全力で取り組みました。その報告をお届けします。

2年ぶりの全国大会、「人が輝く舞台づくり」をテーマに

 今回の大会は、2022年以来2年ぶりの全国大会。大月実行委員長を中心に、「人が輝く舞台づくり」をテーマに掲げ、岡山香川の地で開催されました。特筆すべきは、9名もの発表者が登壇し、岡山香川からも4名が熱意を込めた発表を行ったことです。また、各地区からの参加者は、総勢で147名となりました。

準備と工夫が生んだ大会の成功

 アークホテル岡山さんの3会場を使用した運営には、周到な準備が求められました。ホテルや、昼食、パーティーの手配など、ミスが許されないものもあり、大会が終わるまではハラハラでした。岡山香川のメンバーや本部の支援を得て、スムーズな進行が実現。会場設営やタイムスケジュールの調整など、細やかな配慮が大会を成功に導きました。

 特に、発表者が指針書に込めた熱い想いを語る姿は、参加者全員の心に深く響くものでした。交流パーティーでは、久しぶりに再会した仲間たちが近況を語り合い、温かい雰囲気が会場を包みました。地区対抗の余興も盛り上がり、岡山香川豊友会らしい「ついてるついてるラッキーラッキー」や「駄菓子おじさん」の登場は、大会の名物として記憶に残るものとなりました。

収支の課題と今後への教訓

 物価高騰の影響もあり、結果的に大きな利益を出せずに終わってしまいました。しかし、聴講料金の引き上げや他の工夫により、柔軟に対応できたことも事実です。この経験を次回以降に活かし、さらに精度の高い予算管理を目指します。

未来への礎を築いた全国大会

 「人が輝く舞台づくり」というテーマを体現した今回の大会は、参加者全員にとって大きな学びと感動をもたらしました。多くの課題を乗り越え、岡山香川のメンバー、発表者、参加者の皆さまの協力があったからこそ実現できた大会です。

 準備期間中は不安もありましたが、こうして大会が成功裏に幕を閉じたことに感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を糧に、次回以降もより良い大会運営を目指して取り組んでまいります。

 今回の大会を通じて、10年間で培ってきた豊友会での学びを改めて感じることができました。ご協力いただいたすべての皆さまに心より御礼申し上げます。