社風づくりが必要な3つの時流

売上げ拡大・コスト削減・定着率UP・クレーム対策・生産性向上・事業承継・・・目の前の課題に振り回されていませんか?

 改善計画を立てても実行のスピードが遅い、社員の士気が揃わない、クレームが続く、根本的な解決にならない。そんなご経験はありませんか。どの階層の経営課題からでもアプローチできる、今まで誰も気づかなかった「根本的な問題」それは、社員がつくり出す「社風」にあったのです。

3つの時流

 「組織を未来へ導く社風」とは、単なる組織文化を超えて、未来を見据え、変化に対応し、社員全員が一丸となって挑戦し続ける姿勢を象徴するものです。これは、経営層がリードするだけでなく、社員一人ひとりの意識改革や貢献が求められるものであり、その過程で必要となるツールが社内報です。

 社内報は単なる情報共有ツールではなく、社風を意図的に育む強力な手段です。経営課題を解決するためには、組織全体の士気や文化を高め、共通認識や共通言語を定着させることが必要です。このプロセスで社内報が果たす役割は極めて大きいのです。

真の課題解決は、会社を構成する目に見えない重要な要素「社風」をいかに作るかにあります。

 「前向きで諦めない」「チャレンジ精神」「素直さ」「伝統を重んじる」「フラットな人間関係」「高い倫理観」「働きやすい環境」……もし社内でこのような言葉を発した時、綺麗事だと言われたり、白けてしまったりするのあれば、こうした言葉は社員みんなの中で共通認識になっておらず、一人ひとりの腑に落ちていない言葉だといえます。

 これらの言葉がうわべだけでなく、同じ会社で働く仲間の心の中に宿るよう「共通言語」化するには、企業の目的意識の共有、理念への共感、情報の共有などを通じて、時間をかけた「社風の醸成」が必要となります。一見遠回りに見えるその取り組みが、結果的にモチベーションを高め、協調性を育み、生産性の向上や定着率のアップにつながります。なぜなら、社風とは、社員のモチベーションと協調性を促進する目に見えない重要な要素だからです。

社風をつくるには、社内に共通認識や共通言語をつくる必要があります。
そのためのツールとして「社内報」をお勧めしています。

なぜ社内報なのか?

 それは、社内に共通認識や共通言語を作るための一番有効なツールだからです。そして、様々な社内広報のツールや施策の中で、「社内報」にしかできない重要な役割があります。

[社内報にしかできない役割]浸透・共 有・理解促進・円滑化



 これら4つの役割がバランスよく噛み合った時、社内の士気が変わります。「社内報」は低コストで始めることができ、社風づくりに最も効果を発揮する最適な媒体です。だからこそ、“社風づくり支援業”であるパッションは
「社内報」の発行を通じた社風づくりをご提案しているのです。

社内報を使って、社風を意図的につくることで、経営課題は次第に解決していきます。

 社風を意図的につくるというのは、共通認識や共通言語をつくり組織の士気をアップさせること。会社組織というのは、派閥とまではいかなくても、士気のレベルの違いにより2:6:2の層に分かれます。目標を達成したり、生産性をあげたりするためには、真ん中の6割の社員、どちらかに着くか静観している普通レベルの社員の士気を、優秀(推進派)に近づけることが重要です。

士気を高める社内報の活用

 会社組織は、士気のレベルによって2:6:2の層に分かれることが一般的です。上位の20%は積極的に推進していく「優秀・推進派」、下位の20%は抵抗する「怠惰・抵抗派」、そして真ん中の60%はどちらにもなり得る「普通・慎重派」です。この60%の層をどちらの方向に導くかが、組織全体のパフォーマンスや文化に大きな影響を与えます。

 社内報を活用することで、真ん中の60%を「推進派」へと引き上げることが可能です。具体的には、成功事例や努力を讃えるメッセージ、経営方針の共有、社員の成長ストーリーなどを取り上げ、共通のビジョンや価値観を組織全体に浸透させていきます。

目標達成と組織活性化の流れ

 上記の図が示すように、「やや推進派」の社員が増えてくると、周りに引っ張られる形で全体の士気が上がる構造が生まれます。これにより、組織全体が目標達成に向けて一致団結し、業務の生産性が飛躍的に向上します。社内報を通じて、組織の士気を引き上げ、社風を育てることは、経営課題解決への一歩です。

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