第37回「気まぐれ!メンズトーク」放送されました!

第37回目のゲストは、横仙歌舞伎で浄瑠璃を語る義太夫として公演する傍ら、伝統芸能の継承に向け子供たちへ歌舞伎の指導を行い後継者づくりにも活躍されている高森利夫さんをお招きし、伝統芸能である横仙歌舞伎への思いや、浄瑠璃への情熱について語り合って頂きました。

7歳で初舞台、父から教わった。3人兄弟の末っ子「河原乞食のような真似はさせない」という父の方針で、公務員に。兄二人に歌舞伎のことは任せていたが、継ぐ予定だった兄が早く亡くなり継ぐことに。47歳の時、30年勤めた県警を辞め、奈義町に帰り親の面倒をみながら継いだ。

 歌舞伎だけでは食べてはいけない。幸いに、町が社会福祉課の臨時職員で雇ってくれた。それから正式に三味線を習い義太夫を習い…横仙歌舞伎に深く携わっていくようになった。そうこうしていくうちに先輩方が倒れられたり、亡くなったりし、正式に継ぐことに。岡山に住んで、現在はデイサービスの送迎をしながら歌舞伎に携わっている。

 浄瑠璃を語れるのは、現在2人。私と奈義町役場の歌舞伎専門員。浄瑠璃が難しくとっつきにくいのは、台本の文字が勘亭流のような文字で、読めない。節回しがありそれが台本に書かれていない。さらに伴奏の三味線を演奏しなくてはない。語るときは、舞台を見ながら、譜面を見ながらを両立、それが難しい。全国的にも浄瑠璃を語れる人が少ない。後継者を作っていくのが悩みのタネ。滋賀県のだんじり歌舞伎も、人がいなくて義太夫を呼んでいる。東北はまだ結構残っている、それでも義太夫が少ないので、テープレコーダーを使って公演しているところもある。残っているのは小豆島の歌舞伎一座。中国地方はいない。

 浄瑠璃の三味線は、津軽三味線のように激しくない、民謡の三味線とも違う。三味線も構造は同じだが竿が太く、犬の皮を使っている、音は聞きやすい。浄瑠璃の三味線は、音で声を表現する。それぞれのシーンの雰囲気を三味線で出す。雪のシーン、悲しいシーンなど。義太夫にも何種類かのイントロがありそれらを覚えて演奏できるようになるもも大変。

 特に今後は後継者の育成に力を入れたい。

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