マツダのエンジン開発に見る「本質」の大切さ

先日見かけたマツダの新エンジン開発の記事を読んでビジネスでの「本質」の大切さをふと感じましたのでシェアします。


現在、車のエンジンは環境問題をクリアするために大きく3つのアプローチがとられています。ひとつはトヨタのプリウスやホンダのインサイトなどが先行しているハイブリッド、2つ目がエンジン自体をダウンサイジングし過給器で環境問題とパワーを両立させているフォルクスワーゲンやメルセデスなどの欧州勢、そして3つ目が日産が満を持して発売したリーフや三菱のアイミーブにみられる電気自動車です。

マツダはハイブリットの開発を以前の親会社であるフォードから禁じられ、エンジン本体の開発のみで環境問題に取り組まざるを得なかった状況にあったようで、そこからskyプロジェクトがスタートしたらしい。トヨタやホンダはハイブリッド化で環境問題がクリアできると、エンジン本体への抜本的な開発よりもハイブリッドの改善を優先したようです。欧州勢もエンジンは改善していますが、根本的な部分ではなくやはり対処療法的な方法です。

今回マツダが開発したエンジンは、通常のガソリンエンジンであるにもかかわらず、1リッターあたり30kmというハイブリッド並みの燃費を実現している驚異的なエンジンです。

さらにトヨタとはハイブリッド技術のライセンス供与を受ける事が合意されているため、ハイブリッド並みの燃費のエンジンにさらにハイブリッドシステムが実装されることを意味しています。いったい1リッター当りどのくらいの距離を走ることが出来るのでしょうか?

何が言いたいのかと言うと、会社の事業においても、同じような事が言えるのではないか?という事です。

対処療法的な(目先の売上などの)戦術ばかりに目をとられていると、根本的な部分を他社が追いつけないところまで差別化し磨き上げてきた場合に、全く太刀打ちできないということが起こりえるのではないかという懸念です。

例えば、広告ばかりに予算を使い、製品やサービスの品質や商品開発をおろそかにしてしまうなどです。その会社の一番の強みが営業力ではない場合、集中すべきは製品やサービスの改善ではないでしょうか。もちろん、良いものさえ作っていれば売れるという訳ではありませんが・・・。

ですから私も、話題に事欠かない、SNSやツイッター、ウェブの技術やデザイン、ユーザビリティ、SEOなどばかりに目を奪われること無く、本質的な部分、経営戦略から落し込んだ戦術、販売促進、そしてコンテンツやサービス、またビジネスの仕組みなどを大切に考えていきたいと思ってます。

改めてそう思わされた、マツダのエンジン開発にまつわる記事でした。

元ネタはこちらから


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  1. 2015.10.12

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